Pipopa Organization

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マトリックスのある感想の思い出。

 今回は、マトリックスの話をします。

といっても、先日公開されていた、新作の話ではなく、第一作の話です。多少一作目のネタバレも若干あります。

まず、マトリックスの第一作目をみたのは大分前になります。もちろんそうでしょう。今からみたら大分前の映画だもの。

それで、当時そのマトリックス第一作を観終えてから、ある映画感想投稿サイトの映画感想をざっとみて、その中で特に印象的だったのが、

作中であっけなく死ぬ脇役の味方がいて、その味方は死んでしまったのに最後はハッピーエンドなのはけしからん。というもので、まるで、ペットの犬は死んだけど、敵は倒せて恋人と結ばれてハッピーエンドというのがいかにも、ハリウッドのアクション映画で気分が悪い。

というもの。これを読んでから、この考えは確かにそうだと思った。そして、たびたび僕が思うのは、実際のぼくらの人生では、なんらかの目的のために人があっけなく殺されて、物語のように事件が解決に向かうということは全然おきっこないのだけど、物語の世界では、舞台設定として主人公をいたぶる酷いやつがいたり、物語を動かすために起こる悲しい事件であふれている。

実際には、主人公をいじめる酷い人にもこれまでの人生があり、両親がいるわけだが、そういうことはあまり考慮されないことも多い。まあ、当たり前なのかもしれないけど、物語はそういうものなのかもしれないけどさ。

ただやはり、舞台設定としての残虐さには、これは物語だろうと思ってどこか醒める、ハッピーエンドに向かう物語にも、作中で退治されてしまった敵役という設定の人たちもいたりすると、そういう都合良く始末される人たちがかわいそうとは一切思わないが、都合がいい話だという思いがわく。

まとめると、物語を物語としておおきく感情移入して浸ることは苦手になってきたのかもしれない。

そんなことを何となく思ったので、とりとめもなく記した。