001
これらの様に、
不遜な自尊心に依って掘削された言葉の群れこそが、
我々が疎ましく思ってきたものだった。
だが、
そういったもの達だけが、
我々に観測できたものだったし、
そういったものの中から、
詩を紙に打ち立てる他なかった。
002
特別に分別してあげる。
と、言われたので分別してもらうことにした。
これはそれ、
あれはそれ、
こちらはあちら、
ぼくはどれ?
003
壁には亀、
芥子には五十嵐、
詐欺師は来るし、
犬には皆目、猫唐辛子
トウモロコシはおろしゃんせ!
004
方々、無法?
そんなことない、
道徳朗読しましょうよ。
人倫倫理人参人力。
ああ、無力。
005
だろうと思ったんだよ。
そういうふうに誰かが云うのを、
よく聞くもので、
大体そういう事なんだろうと、
判断してしまっているが、
正しい保証も、
正しくない保証も無い。
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