乾いた目をした大きな子供、
どこにでもいる大きな子供、
ぼくら何にもなれなかったけど、
誰も何かになる方法なんて、
教えてくれなかったんだから、
仕方ないと思わない?
愛くるしい幼児は、
一歩一歩進むたんびに、
愛してあげなきゃあ、
しぼんでしなびてしまう?
でもそんなの難しい。
でもなんやかんや、
キラキラした連中をみながら、
ぼくたちだって、
あの最高の黄金期を借り戻す夢をみる、
でもどうにもならない。
そうだよな。
流れた時間、したかったこと、でもしなかったこと、
そんなの今じゃどこにもないし、
ここにある感情以外なにもない。
そういうことなら、もう、
そうわるくないのかもしれない。
って思うほかないのかい?
なるほど、
自分は自分でしかないんだから。
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